1 園の沿革
鴨池幼稚園は、1949(昭和24年)8月5日「宗教法人 鴨池幼稚園」として設立認可されました。以来、建学の精神である「まことの保育」の実践につとめています。
- 1972(昭和47年)2月12日に鉄筋2階の園舎に改築落成。
- 1980(昭和55年)4月1日設置主体が「学校法人 鹿児島竜谷学園」に変更。
- 1982(昭和57年)4月1日スクールバス導入。
- 1995(平成7年)4月19日新園舎落成。
- 2015 (平成27年) 3月31日『学校法人鹿児島竜谷学園幼保連携型認定こども園鴨池幼稚園』として認可され,4月1日から新制度でスタート
2 園の方針
本園は,「明るく,楽しく,ぬくもりのある幼稚園」,「地域に愛され,信頼される幼稚園」をめざしております。
豊かな人間性の芽生えを培い、心身ともにたくましく感性豊かな幼児の育成を目指します。
そのために宗教的情操教育(まことの保育)を基底とし、心身の調和的な発達を図り、一人ひとりの幼児が幸せな生活のできるいしずえを築くことができる保育を実践します。
3 幼稚園での生活
幼稚園では、適切な環境のもとで、教師と子どもとのふれあいの保育をとおして、子ども一人ひとりが自分で活動(行動)できるような生活を目標としています。
入園後は、異年齢児間の交流を多く持ち、遊びや友だちの広がりや発育に応じて、基本的な生活習慣が出来るようになるためのお手伝いをしていきます。
4 保育の願い
幼児期は人間形成の基礎を作る大事な時期であり、子どもたちが今後の長い人生を自立して生き抜いていく上での、人間性や気力・体力・能力を培う、とても重要な時期にあたります。その幼児期の教育を担う幼稚園は、子どもの望ましい発達を目指して、よりよい保育ができるよう努力していますが、どの幼稚園にも独自の教育方針があります。
鴨池幼稚園では、宗教的情操教育の中で思いやりのあるたくましい子に成長してほしいと願って、一人ひとりの持ち味(個性)を大切にする「まことの保育」を実践しています。もちろん学校法人としての公共の教育機関ですから、国が示している幼稚園教育要領をもとにした教育を実施していることはいうまでもありません。
「まことの保育」とは、真実を求めて生き抜かれた、浄土真宗の開祖・親鸞聖人の生き方に学び、生かされているいのちに目覚めることを大事にし、ともに育ち合うことを目指すことを通して、思いやりのある自立したたくましい子に成長してほしいと願う保育のことです。
5 保育信条
私たちは、いつも自分が正しいという思いにたって、ものを言い・思い・行っています。けれども、それだけではいつしか自分中心の生き方に陥ってしまいます。
尊い仏さまのみ教えに自らのあり方を問い、聞き、教師自身もまた仏さまに願われ、その限りない光の中を生きるものの一人として、日々かかわり合う子どもたちと共に自らもまた育ち合うことが出来るように努めたいと願っています。
6 努力目標
☆ほとけさまをおがむ子
強く明るく豊かな心をそなえた子に育てる。
☆「ありがとう」のいえる子
感謝と協調のできる子に育てる。
☆よく聞く子
聞く態度を身につけ、探求と創造と自律にもえる子に育てる。
☆なかよくする子
互いに助け合うことに喜びを感じ、仲間作りに励む健康で元気な子に育てる。